欠け

何かが欠け、何かが足されても、
さして代わり映えのしない日常が、
続いていく。

でもそれは、決して
悪いことではない...。

(硝子の太陽N、誉田哲也)

布団から起きて、階段を降りて、歩く。
靴下を履いているが、寒い日には、
床の冷たさが伝わってくる時もある。
冬の来訪を認めたくない心と、
感じてしまった足裏との葛藤が続く短い時間。