旅の窓

私たちは、旅の途中で、
さまざまな窓から
さまざまな風景を眼にする。
それは飛行機の窓からであったり、
汽車の窓からであったり、
バスの窓からであったり、
ホテルの窓からであったりするが、
間違いなくその向こうには
ひとつの風景が広がっている。

しかし、旅を続けていると、ぼんやり
眼をやった風景のさらに向こうに、
不意に私たちの内部の風景が
見えてくることがある。そのとき、
私たちは「旅の窓」に出会うことになるのだ。
その風景の向こうに自分の心の奥を
のぞかせてくれる「旅の窓」に。

(旅の窓、沢木耕太郎)

ここ3日間で、屋根の上に
30cmくらいの雪が降り積もったようだ。
雨雪っぽいのもあったから、重みとしては、
もっと積もっている勘定かもしれない。
これから1週間の寒くない天気で、溶けてくれるだろう。