おのれの中に

おのれを磨くとは
世間体のよい言葉ですが、それは、
おのれの中に何かが
あってのことではございませんか。

おのれに何もなければ、
磨いてもすり減るだけのこと。
仕舞いには何も無くなって
消え去りましょう。

(墨龍賦[ぼくりゅうふ]、葉室麟)

自分の腕を磨くことも、
他人の腕を磨くのを助けることも、
なかなか簡単ではありません。
自分ができないから、といって、
他人もできないとは限りません。
他人は他人ということで、
チャンスを活かせるように助ければいいのです。