別の世界

何かをなくすと、そこには
何もなくなるんじゃなくて、
別の世界が立ち現れたのである。

もともとそこにあったんだけれども、
何かがあることによって見えなかった、
あるいは見ようとしてこなかった世界。

(寂しい生活、稲垣 えみ子)

ものの見え方を邪魔しているのは、
いつも自分だったりします。
自分が知らず知らずのうちに、
心に集めてしまっているものが
視界を遮っているのです。