少しでも安く

「同じものなら少しでも安く手に入れるほうがトク」。これまでずうっとそう思ってきた。でも本当にそうだったのか?もしそうなら、自分はトクするけど相手は損をすることになる。いつもそんな行動を取っていると、トクをしたつもりがふと気づけば、損をしていて暗い目をした人たちに囲まれて生きることになる。つまりは友達のいない世界を生きることになる。
 それで自分は本当に幸せになれるのか?

(寂しい生活、稲垣 えみ子)