主観的

人の感覚や感情は主観的である。もちろん他者の感覚を想像することはできるし、それは人として最高の資質と考えてよいだろう。しかし、どれだけ想像できても、その働きは自分という限られた範囲を超えられない以上、その人と同じように感じることも考えることもできない。自分の主観性のなかにとどまり、他者を思いやっているとしても、それは勝手な配慮にしかならない場合も多い。

(わたしって共依存?、河野 貴代美)