単純化

「楽観」にもいろいろあるが、最近特によく見かけるのは、やはり言葉だけの単純化を信じてしまう人である。たとえば、この頃多く出回っているのは、ハウツー本と呼ばれるもので、なにかの目的に対して、単純にこれをすれば実現する、と説く類のものである。「失敗しない方法」や「成功する七つの法則」みたいな本だ。

(悲観する力、森博嗣)