信じる

過去や未来という感覚は、自分や相手の存在を信じることに繋がるのだろう。人間としては大事なことだ。赤ん坊も、だんだんと過去や未来に思いを馳せるようになっていく。
 でも、やっぱり、今が一番大事だ。
 過去を忘れて今を生きようとか、思い出は一切いらないとか、そこまでは考えていない。あるいは、刹那的に生きようとか、未来を捨てて努力を止めようとか、そんなことももちろん思っていない。

(母ではなくて、親になる、山崎ナオコーラ)