暮らしの一部

毎日の暮らしの中で水をやり続ける。それは、暮らしの一部であり、生活の行為に組みこまれている。雨の音や風の温度を感じつつ、それに合わせて作業も変わる。
 ある日、思いもかけない開花があり、収穫がある。どんな花を咲かせ、実をつけるかは、誰にも分からない。それは人智を超えたギフトでしかない。

(蜜蜂と遠雷、恩田陸)