ふたり

どんな贈物も
ふたりを祝うには小さすぎる
ふたりは互いに自らを贈りあっている

どんな言葉も
愛を語るにはうるさすぎる
ふたりはみつめあう魂の静けさを知っている
[祝婚断章]

(朝のかたち、谷川俊太郎)