非定型うつ病に学ぶ

何気なく、図書館で、手にとって、
読んだ見た本でした。

図解 やさしくわかる非定型うつ病


はー、現代は、こんな病があるのかー。
難しいなぁ。

人が変わった、という表現がありますが、
「本当に変わったのか」
「病んでいるのか」
この2つを考えなくちゃいけない印象をもちました。

そして、その正解が、わからないのです。
時間が経たないと...

場合によっては、数ヶ月、半年と、
けっこう長い時間が経つのを待たないといけません。
これは、家族にとって、たいへんなことでしょう。

以下、この本からの引用です。

非定型うつ病では、気分の浮き沈みが激しい「気分反応性」や、他人の発言に過敏になって自分が拒絶されたと感じる「拒絶過敏症」がみられるのが一番の特徴です。こうした心の傾向を放っておくと、過眠や過食といった体の変化や、自傷行為やフラッシュバックといった重大な症状があらわれます。

非定型うつ病の人は、周囲から「サボっている」「わがままだ」などと非難されがちです。しかし、本人が意識的に行っているのではなく、非定型うつ病という病気がそうさせているのです。

非定型うつ病の根本的な原因はよくわかっていません。ただ、不安を抱えやすい性格(不安気質)の人が非定型うつ病になりやすいことがわかっています。こうした内的要因に加えて、養育歴や環境、生活習慣、人間関係のストレスなどの外的要因が重なると発病するリスクが高くなります。

非定型うつ病の人は、その特徴的な症状のために、しばしば「わがままだ」などと非難されますが、非定型うつ病になりやすいのは「わがままな子」ではありません。むしろ、幼い頃から手がかからず、成績優秀で他人への気配りもできる「良い子がなりやすいのです。「良い子」は周囲からの評価が高いために、それを崩すまいとして、人と接するときに過度に緊張したり、顔色をうかがう傾向があります。そして、周囲からどう思われているかを気にして、不安に陥ってしまうのです。

非定型うつ病の他の症状(過食、過眠、鉛様麻痺など)は、不安・抑うつ状態がもとになって起こるものです。つまり、不安・抑うつ発作がある間は、うつ状態がなくなることはないのです。不安・抑うつ発作がない患者さんもいます。その場合、自己愛的性格が強い傾向があるので、それを改善します。このように表層に出ている症状を治すには、まずその原因となった症状を治療する必要があります。非定型うつ病も併発している病気も、根底にある問題に対処していかなければ本当に治ったとはいえません。目立つ症状だけを気にしていると、併発に気が付かないことも。1つの病気と決めつけずに、症状をよく観察しましょう。

見分けるポイントは、病前の性格です。

治療の期間は人それぞれ。症状の出方や程度によっても変わります。よくなったり悪くなったりをくり返しながら、少しずつよくなっていきます。

薬は脳に直接作用するので、速効性があります。...一方、心理療法は、速効性はありませんが、病気の根底にある心理状態に働きかけてものごとのとらえ方自体を変えることができます。そのため、病気が再発しにくくなります。

認知療法とは、心の病気につながる「ものの見方や考え方(認知)」を修正できるように導く治療法です。行動療法とは、人の行動は経験や訓練によって学習した結果である、という考え方を基本に、「誤った学習で得られた不適切な行動」を減らして、適切な行動を増やしていく治療法です。

---引用、終わり---

本人も、家族も、治療には、忍耐が必要なようです。
それこそ、本当の思いが試される時間です。
しんどいと思われますが、へこたれずに、向き合い続けるしかないですね。