サポート

誰かを助けるというのは、
ただ助ければいいという問題ではなく、
助けるからには、その人にとって、
何かしらの効果があってほしいと思います。

発達障害の子どもに対して、
どんなふうにサポートをしていけばいいか、
参考になった本があったので、以下に引用。

15歳までに始めたい! 発達障害の子のライフスキル・トレーニング

-引用-

【進路選択のトレーニング】

子どもには進路選択の機会が何度も訪れます。進学や就労といった重要な選択から、習い事の時間を決めるような日常的な選択まで、さまざまです。そのつど、親が見通しを立てて説明し、子どもに判断してもらいましょう。そのやりとりがトレーニングになります。

1.子どもの話を聞く
まずは子どもの考えや希望を聞く。突拍子もないことを言い出しても、頭ごなしに否定しない。本人が理解できていること、そうでないことを把握する。
「この子には判断できない」と思いこみ、親が進路選択を代行するのはよくない。本人が意欲的にとりくめなくなる可能性が高い。

2.見通しを立てる
本人の話、学校の成績、発達障害の状態、これまでの本人の経験や知識などをもとに、親が進路の見通しを立てる
「この子の好きなようにさせてやりたい」と、本人の希望だけを優先するのもよくない。厳しい道へ進んでしまい、二次障害が起こることがある。

3.親子で希望をまとめていく
親が子どもに見通しを示す。文字や写真などで、その子にとってわかりやすく説明するのがポイント。そのうえで、親子で話し合う。

4.最後は本人が決断する。
親子で、現実的に子どもが適応しやすい進路をいくつか選び、そのなかで子ども本人が最終的な決断をする。
時期の見通しを立てるために、いまから進学や就労までのスケジュールを年表のように書き出すのもよい。子どもが、いまの課題を理解しやすくなる。

【難しいことにはサポートを増やす】

1.難しいことができるならそもそも障害ではない。
そもそも発達障害の子のスキルは、アンバランスに発達します。かたよりがあり、どうしても難しいことがあるからこそ、発達障害と診断されているのです。

2.効果があることは続ける
子どもにスキルを説明し、生活のなかで実践してもらったとき、うまくできて生活が改善した場合には、そのまま継続します。

3.難しいことはサポートを多めに
具体的に説明し、マニュアルを持たせてもうまくいかないときには、そのスキルはとくに苦手なことだと理解できます。サポートすることを増やして、様子をみましょう。
実践を重ねればいずれ効果が出ると考え、そのままトレーニングを続けると、子どもがストレスをためていく。
結局、問題の根本的な解決にはならない。子どもが失敗を重ねて意欲を失うなど、別の問題も起こってくる。

-引用終わり-

助け方って、ホントに重要ですね。