あなたは特別な人。
世界中のどこにも、
あなたのような人はいない。
そして時の始まりから、
あなたのような人は一人もいなかった。
好み、物の見方、笑い方、
泣き方、才能、感情、…
あなたには大きな価値があるから、
他人を真似する必要はない。
(作者不詳)
今ふうの言葉で言えば、
誰一人、他の人と同じような存在は、
「ありえねぇ??」
ということでしょう。
でも、そういう特別な部分を
自分で認めたくない、
(変だと思われている、思っている…)
あるいは、まだ見えていないから
自信を持てないでいる人の方が多いと思う。
だから、真似をしたくなる。
しぐさ、化粧、髪の色、服装、口癖…
それは悪いことじゃあないし、
私もそういう時分があったと思うから、
よく分かる。
ちゃんとした自分が見えてくるまでは、
そうやって真似しながら、
自分を探していくもの…
けれでも、真似ることがエスカレートすると、
ちょっと…? と思わざるを得ない。
You are special.
英語で言っても、簡単な言葉。
多分、みんなが、
目立つとかの問題でなく、
大切な人からは、
特別な存在に思われたい。
恋愛に限定したら、
こんなことを望んでいる人も
いることでしょう。
「見えない糸で結ばれている
そんな約束僕はほしいよ」
(Far away、谷村新司)
特別を望んでいるんだけど、
みんなのそれがぶつかりあうから、
認めてくれる人が誰もいない…
ってなことになっているのかもしれない、
この世の中は。
だとしたら、やっぱり、
私たち自身が、自分以外の誰かを
「特別な存在」として
認めなくちゃあいけないんでしょうね。
そうでないと、この悪循環は終わらない。
そうそう、大切なこと。
これを読んでくださった「あなた」は、
続ける力を私に与えてくれる「特別」です。
ありがとう…