だいたい相談をしたがる人間は、
相談する相手から返ってくる答えを
無意識のうちに想定しているものだ。
だから、
自分の気持ちに同意してくれる相手こそが、
最高の相談相手ということになる。
(黄泉がえり、梶尾真治)
そう言われてみれば、
自分が何らかの方向性もなく、
相談することってないですね。
私の場合は…
そういう自分のことは
分かっているのに、
他人からの相談だと
けっこう勝手なことをしゃべって、
共感するどころか、蹴飛ばしていることが
多いかもしれません。
ま、その結果、相手にとって、
良かったかどうかは、
相手次第なのでしょうが…
相談を受けた時は、
相手の目でも態度でもいいから、
よく見極めて、
本当に望んでいることに照らした
対応をしたいものです。
相談に乗るって、
感情がはいっちゃうと、
けっこう難しいことかもしれませんね。
相談に乗っているのも忘れて、
怒ったり、興奮したり、
話された秘密の方に好奇心が
湧きすぎることもあるでしょうし…
気をつけたい私です。
【参考】
プロカウンセラーの聞く技術(東山紘久)