どんな失敗も挫折も、
私たちのすべてに
かかわるものではない。
それはあくまでも
計画のひとつ、
恋愛のひとつ、
夢のひとつの挫折にすぎない。
(借りのある人・貸しのある人、
フランチェスコ・アルベローニ)
これしかないと、
勝手に決め込むから、
その先の道を自分で閉ざしてしまう。
人生、死ぬまでの失敗や挫折を数えていたら、
本当に、何度あることでしょう。
ホントのところ、
数えるのに飽きるくらい、
そんな時期を過ごしていくものと思う。
失敗や挫折を数えきれるくらいのうちに、
あきらめてしまうこと、
道を閉ざしてしまうことは、
やはり、もったいない。
たくさんあるうちの一つ、
そういう気持ちが大切。
自分の考えも、思いつきも、
多くのもののうちの一つ。
誰もが特別になりたい時があるだろうけど、
そう簡単に、そんな時は訪れない。
五木寛之さんが言う「大河の一滴」じゃあないけど、
人としてても、自分の人生だけ見ても、
それだけしかない、なんてことは、
そんなにない。
必ず、いろんなものがあるはず。
そういう心がけがあれば、
随分と気楽になると思うよ。
【参考】
奇跡の人(真保裕一)