世の中は、ひとりの人で
ずいぶん変わるものだな。
(小説「二宮金次郎」、童門冬二)
世の中を変えようと思い立って、
いろんな志をもつ人は
少なくない。
それらの人々みんなが、本当に、
それを実現するとは限らないけど、
結果を見てみれば、
やはり、ひとりの人の決心が
大きな力になっていたという場合も少なくない。
それらによって、
世の中がどれだけ変わったかも
注目するべきだけど、
やっぱり、変える力に注目したい。
こんな言葉も思い出した。
「本当に必要なのは、
たった一人の人間の強い思いや
激しい情熱、夢見る力だと
思えてきたのです。」
(映画「陽はまた昇る」)
最も小さな者でも、
世界の未来を変えられる。
(映画「ロード・オブ・ザ・リング」)
一人一人がかかわる世の中、世界の広さは、
それぞれ違う。その違いは問題じゃない。
自分のかかわる世界を、
何らかのかたちで変えられる、
それを忘れたくないな、と思う。