あらゆる失敗のなかで、その最たるものは、…

あらゆる失敗のなかで、
その最たるものは、

私は断言する、それは…
何一つその失敗を自覚しないことだよ。

(英語)
The greatest of all faults,
I should say,
is to be conscious of none.

(トーマス・カーライル)

失敗の自覚があることと、
失敗に押しつぶされることは、
別ものだと思う。

失敗に押しつぶされたくないから、
と言って、失敗の自覚なしに、
「失敗は成功の元」
というスタートは出来ないだろう。

やはり、自覚が必要。

どこで読んだのか、
忘れちゃったけど、こんな言葉があった。

「大切なものを失った人の
 悲しみには、2つある。
 一つは、失ったことが本当に悲しくて。
 もう一つは、失った自分がかわいそうで。」

微妙な違いなんだろう、と思う。
ただ、失敗に押しつぶされるのは後者。
自分がかわいそうになってしまう時…

自分のことしか見えなくなったら、
失ったことの意味も、失敗の自覚も、
遠のいてしまう。

心の中で、ちゃんと分かっていないと、
どんどんエスカレートするか、
どんどん落ち込んでいくかのいずれか…

失敗を味方にしようよ、せっかくだから。

【参考】
火車(宮部みゆき)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です