何よりも危険な考えがある。それは、ただ一つの…

何よりも危険な考えがある。

それは、ただ一つのことを
思い込んでいる時の考えだ。

(英語)
Nothing is more dangerous
than an idea,
when you have only one idea.

(アライン)

どうだろう…?

人の話を聞く時でも、
誰かの本を読む時でも、

独りよがりの意見には、
どうも賛同しがたくなる、
ということはないだろうか。

周りが見えなくなるほど、
熱中できるのは、
とてもいい才能だと思う。

しかし、その熱中したものが、
もし誤っていた場合、
その熱中できる才能は、
よくない方向へ転がる。

私たちは、自分に都合のいい考えを、
あまりにも簡単に、
盲信できる性質を持っている。

「そのうち、返せるさ」と思い、
様々な出来事を忘れて、
心地よい言葉を信じ、
自分の返済能力以上の借りを
つくってしまう。

「自分は、大丈夫」と思えば、
何かを破っても見つからない
という過信が芽生え、
罪の階段を転げ落ちていく。

「この方向で大丈夫」と
見栄で言い切ったことでさえ、
失敗の兆しを無視しながら、
最後まで信じたくなる。

ラッキーな展開もない訳ではないが、
誤った盲信は避けたい。

自分に都合の良い考えが見つかったら、
その反対に、都合の良くない考えも
見つけてみたらいいと思う。

それでも、
都合の良さに変わりがなければ、
それはそれでいい。

その考えは、少なくとも1度は、
叩かれたわけだから…

もし、その考えをもっと強めたいのなら、
もっともっと、試しに会わせ、
叩いたらいい。そうすれば、
危険度も減ってくるだろう。

自分の考え、叩いてみるべし。
それを恐れるなよ。

【参考】
小説・上杉鷹山(童門冬二)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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