言葉は、
信頼関係の中ではじめて力を持つ。
(山田ズーニー)
いくら立派なことを言っても、
いくら理路整然としていても、
いくら優しい言葉を選んでも、
信頼関係がなければ、
言葉は心に染みてこない。
そんな経験を、
私たちは毎日のようにしている。
知人であればあるほど、
相手の品性を知っていればいるほど、
言葉は、そういう見方を
フィルタとして伝わってくる。
同じ言葉なら、
実際には面識のない有名人や、
小説や本の言葉として、
聞いたり、読んだりした方が、
真剣に受けとめられる場合も多々。
それを人間の正直さと言おうか、
それとも、弱さと言おうか…
たしかに、自分のためと思えば、
そんな信頼関係もなく、
批判されたり、非難されたりした言葉も
心に取り入れることは出来るが、
何度も何度もそれが出来るほど、
私たちみんなが強いわけでもない。
もし、誰かに言葉で影響を与えたいなら、
立派な「いい言葉」を探すより、
まずは信頼関係をつくった方がいいとなる。
時間のかかることかもね。
それでもって、
私のしているこれは、
どうなるんだろう…
インターネットを通じた、
微妙な信頼関係となりましょうか。