解決策がわからないのではない。…

解決策がわからないのではない。
問題がわかっていないんだ。

(英語)
It isn’t that
they can’t see the solution.
It is that
they can’t see the problem.

(ブラウン神父の醜聞、G.K.チェスタトン)

本質をつく言葉ですね。

解決策だけをいくら試してみても、
その根本に目を向けていないうちは、
その解決策が、
何度もはずれることもある。

そして、実は、
本当の問題がわかると、
「そっかぁ、カンタンにはいかないんだぁ。」
と思えることもあれば、
「なんだ、それだけのことかぁ。」
と思えることも見えてくる。

そのどちらかであるかは、
問題が明らかにならないと、
わからないわけだけど…

見るべきところを見ていれば、
きっと気づくはず。

仮に、カンタンな問題でないとして、
次にやるべきでないことがわからないとしても、
やっちゃいけないことがわかることも
あるから、それだけでも前進だと思う。

問題がわかれば、
解決策もカンタンにわかる、
とは言い切れないけど、
あきらめないでいたいね。

【参考】
ブラウン神父の醜聞(G.K.チェスタトン)


常識にとらわれない100の講義(森博嗣)

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