「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、…

「こいつといっしょに、幸せになろう」とか、
「こいつに幸せにしてもらおう」というよりも、

「こいつとだったら
 不幸になっても後悔しない」
という相手とめぐりあえたら、
最高なんじゃないかなぁ。

これは、一見ネガティブな考えに
思えるかもしれないけど、
いちばん強い絆なんじゃないかなぁ。

(ほぼ日、糸井重里)

巨人の原前監督が、
監督に初めて就任し優勝した2002年。

試合前に、誰を起用しようか、
というシーンで、こう考えたそうです。

「誰と失敗しようかな…」

こういう考え方でスタートすれば、
誰も責める必要がない。
それを納得して選んでいる自分だから…

結婚する時や、
何かビジネスを始めたり、
チームとして動き始める時にも、
これって言える。

子どもの頃のことを思い出した。
野球とか、サッカーとか遊ぶ時に、
必ず、チーム分けするのだけれど、
やはり、スター選手というか、
とってもうまい友達がいて、
誰もが、彼と同じチームになりたい、
と思っていた。

ただ、なれなかったらなれないで、
友達のほとんどがあきらめたもんだけど、
一人だけ、いっしょでなければ、
泣くヤツがいた。

誰よりも体が大きいヤツだった…
そいつが泣く。決まって、
他の友達は、しょうがねぇなぁ、
ということで、スター選手の彼と
いっしょのチームにさせた。

彼の家族は、ある日、
突然、引っ越してしまった。
今、どこで、どうしているんだろう?

人生に、必ず波がある。
それがあっても、
ちゃんと歩んでいける自分と相手を
見つけること、これ、かなり大切。
そう思う…

【参考】
電車男?酔っ払い爺から女性を助けた、ひとりのオタク。実話。(中野独人)


道は開ける(ディール・カーネギー)

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