失敗しないことを
いつも最優先に考えて
行動していくと、
無意識のうちに
徐々に失敗していくともいえる。
(「仕事も人生もうまくいく人」の考え方、佐々木直彦)
先日、ベッカムが、
すごいシュートを決めた。
コートすれすれ、
キーパーの手が届かない位置への
芸術的なシュート。
私は、サッカーをよく分からないけど、
他のスポーツからの経験で言えば、
失敗しないことばかりを考えて、
無難なプレーばかりしていると、
相手に得点されることになる。
相手が強ければ強いほど、
無難なプレーは、
自分を苦しめることになる。
失敗をおそれすぎると、
伸び伸びできなくなる。
才能のギリギリのラインで、
がんばることが出来ないということ。
才能のギリギリを知ろうとしないなら、
自分が伸びていくわけがない。
そこに挑戦するわけだから、
失敗があって当然のこと。
だから、コーチをする人は、
練習と本番において、
叱り方を考えなくちゃいけない、と思う。
もちろん、
練習で出来なかったことが、
本番で出来るとは思えないから、
練習で成功させようとすることは、
大切だけど、
練習でまったく失敗させないとなると、
今を超えることが
出来なくなるんじゃないだろうか。
失敗を恐れすぎてはいけない。