…嫌いのなかには、好きの可能性があるものです。

「嫌いなものは
 捨てずに要注意。」
最初に直感で「嫌だ」と
思ったことはあとで
「すごく好き」に
なることがあります。

たとえば、にがうり、にんじん、
個性のある歌手の歌声。

嫌いのなかには、
好きの可能性があるものです。

(糸井重里)

仕事で中国に出張した際に、
「あなた、せっかく
 中国に来たんだから、
 こういうものを試してみないと
 いけないですよ。」
と、蝉(せみ)の素揚げを
目の前に出されたことがある。

直感的に、これ食べれないな、
と思った私。

今日の言葉を読むと、あとで、
私は、蝉の素揚げなんかが
大好物になるんだろうか、
と考えてしまいます。
たしかに、揚げ物は
好きなのですが…

直感とはちょっと違いますが、
私が嫌いだったけど、
今、好きになっているものに、
ラーメンというものがあります。

詳しく原因を話すと、朝から、
申し訳ない話になりそうなので、
省略しますが、かなりの期間、
嫌いになった記憶があります。

しかし、ちょっとしたきっかけで、
食べるようになり、また、
お婿さんとして入った家の
すぐ近くには、全国区の
ラーメンランキング番組に
常連となっているラーメン屋があり、
私の人生は、さらに、ラーメンの
深みにふれることになります。

そう言えば、
学校では、誰よりもコンピュータが
嫌いだったのに、今じゃ、
それに大きく携わっているし…

いやいや、これまで嫌いになったものを
もう一度、おさらいした方がいいなぁ、
という気分にもなっています。

天才とバカが紙一重なら、
好きと嫌いも紙一重。

対人関係も、そんな可能性が
あるものでしょうか…
あってほしいような、
そうでなくてもいいような、
ちょっと複雑です…笑。

【参考】
ほぼ日刊イトイ新聞の本(糸井重里)

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