私は、理由を聞かないよ。
理由っていうのは、いつも、
他の誰かが言っていることに
過ぎないから。
(英語)
I’ll not listen to reason….
Reason always means what
someone else has got to say.
(エリザベス・ガスケル)
理由を聞いて、
満足を得られる答え
っていうのは、めったにない。
おそらく、
理由っていうのは、
聞かされる側でなく、
言う側のためのもの…
それを言う側が、
言うことによって、
その理由を越えて、
次のチャンスに
向き合えるようになったらいい。
そのためだったら、
理由を聞くことは意味がある。
そうでないなら、
どんな理由を聞かされようとも、
聞かされる側には、実質的には、
意味がないって思うんだろうなぁ。
コミュニケーションを円滑にするため、
とは言え、何度も何度も、
理由、あるいは言い訳を
聞かされるのは、誰でも疲れる。
そういうことが分かるなら、
自分が「理由」を言いたくなった時には、
考えるべきだね。
それを言う前に、もう少し前進して、
今の状況を良く出来ないかって。
理由を考える時間があるなら、
次に出来ることを考えた方がいいんだよ。
だって、たった1つの「思いつき」で、
幾十の理由が解決することだって
あるわけだから。絶対に…
【参考】
しあわせの理由(グレッグ・イーガン)