バカっていうのは、
自分がハダカになることなんだよ。
世の中のいろんな常識を無視して、
純粋な自分だけの
ものの見方や生き方を
押し通すことなんだよ。
だから、バカだからこそ
語れる真実っていっぱいあるんだ。
(バカボンの作者、赤塚不二夫)
他人の常識を無視して、
押し通すのはバカで済むけど、
他人の迷惑を無視して、
押し通すのはそれで済まないから、
そこだけは注意したい。
なんか、アンデルセン童話の
「裸の王様」を思い出します。
バカに思われないように、
ウソにつきあっている大人どもが、
子供のバカ正直な発言に、
本当のバカを見てしまう。
単純に考える、
シンプルに物事を見る、
それを忘れちゃいけませんね。
今朝は、アメリカの銃社会問題が
浮き彫りとなるようなニュースが…
4歳の子供が、
2歳の弟とケンカになり、
母親のハンドバックにあると
分かっていたピストルで打った。
アメリカの成り立ちとか、文化とか、
社会背景が分かっていれば、
ピストルを持つことに、
理解を示せるんでしょう。
しかし、時に、
そういう背景とか理解せずに、
単純バカになって物事を見ても、
真実に近い気がします。
「幼児を持つ母親が、
ハンドバックにピストル所持」
これ、やっぱり危険ですよ。
周りが複雑に考えようとしている時、
単純バカになってみましょう。
そうすれば、自分について、
どこが勉強不足で、
どこは本質を突いていたか、
見えてくるはずです。
ただ、本当に自分がバカだった、
という経験もあるはずですから、
あまり期待しすぎませんように。
そこも、バカになってください。