世の中には、確かに、
自分より恵まれている人は
大勢います。しかし、
自分より恵まれていない人も
大勢いるのです。
この事実のどちらに目を向けるか、
それは、わたしたち次第なのです。
(子どもが育つ魔法の言葉、ドロシー・ロー・ノルト)
かなり以前、
ドライブをしている時に、
1つの看板が目に入ってきました。
少しずつ近づいているうちに、
それが、ちょっとセクシーな
女性のイラストであることが
分かってきました。
そして、ずっと近づいていくと、
そのイラストの下には、
「よそ見運転注意してね!!
○○交通安全協会」と。
こんな看板ありかよ、
かえって危ないじゃないか、
と思ったのですが、
幸い、そこは、右にも左にも
田んぼが広がるところだったので、
そんな心配はなさそうでしたが…
交通安全協会ですら、
これですから、世の中は、
どれほど、見なくていいものに、
目を向けさせるようにできているか、
という警戒が必要です。
チラシ広告やCMに限らず、
街で会う人々、モノ自体に、
そんなパワーがあるのです。
私たちが、仮に、
いろんなものを見たと思っていても、
それでもなお世界は広いのです。
自分より恵まれているもの、
自分のないものを見つけて、
一喜一憂するのは、
ある意味、商業主義のワナに
かかっている可能性も
あるということです。
どこに目を向けているか、
何かの力にコントロールされて
それを見ているのではないか、
うらやましがっているのではないか、
そんな感じに、
自分に目を向けてみましょう。
後悔しないための裏技です。