…一番というレッテルが欲しいのですね

あなたは
物が欲しいわけではなく

他人を押しのけて取る
一番というレッテルが
欲しいのですね

(天才柳沢教授の生活、山下和美)

キツイお言葉です。

でも、自分が何かモノに執着したり、
自分が誰よりも一番いいモノを
持っていたいと思う気持ちには、
すべてでなくても、少なからず、
この言葉が当てはまることでしょう。

本当に欲しいわけでなくても、
「一番」になるために、
それを目指してしまう習性。
なんか、私にもありそうです。

そんなことをしていたら、
時間もお金も、
どんどんなくなります。

付きあうものの数だけ、
付きあう人の数だけ、
比べる相手の数だけ、
一番になっていなくちゃ
いけなくなりますから。

おそらく、最後には、
虚しくなってしまうだろうなぁ。

「私は、何を欲していたんだろう。
 私は、何をやっていたんだろう…」

私には、とても古い
お気に入りのモノが、
いくつかあります。

それを見るとき、たまに思うんです。
「これは、私が、
 モノに執着していない証拠だ。
 使えるから使うのだ。
 新しいものを、みんなが買うからと
 いう理由で行動していない証なのだ。」

なんか、自己満足的かもしれませんが、
そんなふうに思える「お気に入り」を
もつことは、「一番」になる誘惑から
逃れる良い方法だと思っています。

本当に欲しいのか、
何を根拠にその一番がいいのか、
考えてみる時間は、
「本当の一番」への近道だと思います。

【参考】
天才柳沢教授の癒セラピィ(川嵜克哲、山下和美)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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