挫折や失敗とは、
それを意識したときから
はじまります。
(生命のバカ力、村上和雄)
もしかして負けるかもしれない、
試合の後半にそう思いながら、
スポーツをしている時には、
だいたい腕が縮んでいたり、
足が動かなくなっていたりする。
そして、負ける。
しかし、本当に負けた瞬間は、
それを意識した時なのだ。
ゲームが終わった時ではない。
危機感として意識することと、
失望として意識することとは、
まったく違う。
だから、逆に、
そういう危機的場面を想定して、
練習したり、訓練していれば、
勝負強くなることも出来るのだ。
勝負にこだわらない場面では、
自分の満足感が、最終的な目標に
なるだろうけれど、それでさえ、
精一杯の自分を出しきれなければ、
なんとなく「失敗」した気分になる。
挫折や失敗は、可能性と紙一重。
絶対失敗しないことに、
可能性なんて考えるわけないから。
アブラハム・マズローが、
可能性を阻害する6つをあげている。
1.いたずらに安定を求める気持ち
2.つらいことを避けようとする態度
3.現状維持の気持ち
4.勇気の欠如
5.本能的欲求の抑制
6.成長への意欲の欠如
もしかしたら、
安定とか維持を考えた時に、
失敗とか挫折も意識してしまうのかも…
気をつけよう。