期待しない、望まない、
これが私の理想である。
(きけ わだつみのこえ)
無欲とは違う。
そして、何もかも捨てた、
とも違う気がする。
なんていうか、
自分以外のものに対して、
その不安定さ、不確実さを
ゆるすという感じ…
だいたいにおいて、
生き方の本とか、
ビジネス書とかには、
目標は何度も口にしろ、
と書いています。
目標は紙に書いて
目の前に貼れ、とも。
でも、その目標が、
他人からの評価とか、
誰か別の人への期待とかが、
大きく含まれているとすれば、
「目標の確認」のほかに、
人の心を動かす術も
必要になってくる。
そして、動かせない部分も
ある事実を受け入れる心も…
それが出来ないと、
「あの通りやったのに、
うまくいかなかった。」
と嘆くことに。
人に対して
期待したとしても、
何か望んだとしても、
そして、
それが叶ったとしても、
叶わなかったとしても、
すべてを人生の断片として
拾っていければ、それで
人生はいいのかもしれない。
他人への期待が、
自分自身への期待を
超えることなどないように。
それが幸せの秘訣でしょう。
【参考】
きけ わだつみのこえ