アスリート(競技者)は、
ポケットに入るお金のために
走ることなんて出来ない。
心にある希望のため、
頭にある夢のために、
走るしかないんだ。
(英語)
An athlete cannot run
with money in his pocket.
He must run
with hope in his heart
and dreams in his head.
(エミル・ザトペク)
これを読んで、
ホラー小説「リング」の
鈴木幸司さんの言葉を
思い出しました。
「お金をとるか、
才能を伸ばす快楽をとるか。
二者択一を迫られたとき、
本当に才能のある者は必ず
才能を伸ばすときの快楽をとるはずだ。
…
ここでお金をとったとすれば、
彼には才能がないとみていい。」
(現在を生きよう、鈴木光司)
なかなかキツイ言葉ですね。
下手すると、才能によって
生活がつぶされてしまう人も
出てくるわけです。
たしかに、
歴史上の人物を見れば、
才能があるゆえに、
苦しい生活をすることになった人が
少なくありません。
それは、才能が花咲くまでの時間が
長いということばかりに限らず、
才能に嫉妬する人々からの邪魔なども
あったりするからでしょう。
才能を伸ばすというところで
人生を生きていくことを選ぶのは、
楽じゃないんですね。
もちろん、金儲けも
楽ではありません。
同じように嫉妬する人々に
邪魔されることもあるわけですから。
私の結論としては、これです。
金儲けにも、才能を伸ばすのにも、
いばらの道があるわけですから、
どちらを選ぶかは、
本当に自分次第ということ。
あなたは、どっちよりですか?
【参考】
「脳」整理法(茂木健一郎)