愛や正義だけでは必ずしも
他人(ひと)を守れない時も
あるのです。
正義なき力が
無力であるのと同時に、
力なき正義も
また無力なのです。
(ダイの大冒険)
仁さんからの投稿です。
愛さえあれば、
という言葉を口にしながら、
本当は「愛も」ない場合が
あります。
同じように、夢さえあれば、
と熱く語りながら、
吹けば飛ばされる憧れ程度
でしかない場合も…
愛があるなら、
そのために努力して、
知識を身につけたり、
力を増し加えたりするはず。
それが身に合わないとなれば、
それ以外のことで、きっと
出来る限りのことをする。
どちらかと言うと、
愛と正義そのものが
本当に弱いのではなく、
それを持っていると
公言している人間自身が、
弱いだけなのです。
もちろん、愛と正義は
人間が持たなければ、
育たないものです。
ただ、それに対抗するものに
持ちこたえるためには、
強さも育てていかなければ
いけないというわけです。
心の強さか、腕力の強さか。
どんな強さが必要かは
分かりませんが、
愛と正義があるなら、
やらなければいけないことも
あるのでしょう。
青臭い話かもしれませんが、
そんな気がします。
(参考)新／超バカの壁(養老孟司)
