人って幸せになろうと思ってなれるもんじゃないのよ。…

人って
幸せになろうと思って
なれるもんじゃないのよ。

誰かを
幸せにしてあげようと思って初めて
幸せになれるもんなのよ。

(NHKドラマ「純情きらり」)

来年には小学生になるというのに、
まだ訳の分からない三女が、
今朝、勘違いをして泣いていた。

その勘違いというのは、
「今日が遠足という思い込み」

娘の通う保育園は、
大所帯であるために
今年の遠足は2回に分けたらしい。
先生たちも、大変なのだろう…

昨日は、各年齢の1組目が行った。
そして、今日は通常日として、
明日が2組目の予定日。

そんなことで、昨日は、
楽しく帰ってきた1組目を
目の当たりにして、
先生からの説明にも耳を傾けず、
自分は「明日行けるのだ」と
一人張り切っていた娘。

何度説明しても、
その思い込みが止むことはなく、
とうとう今朝が来た。
娘にとって「昨日の明日」は、
もちろん「今日」なわけで、
通園用リュックでなく、
遠足用リュックをもっていく、
と言ってきかない。

「遠足は明日なのよ」
と言われても、
それを受け入れたくないから、
涙が出てくる…

自分が幸せになろうという思いも、
他の人のほうが、どんどん幸せに
なっていっているように見えると、
かえって強まってしまう。

とてもじゃないけれど、
誰かを幸せにしてあげよう、
なんて思いもつかない。
それによって、自分が
幸せを感じられることには、
どうやっても行き着かない。

幸せの思い込み、
成功の思い込み、
そこからの逃れるのって
想像以上に大変なんですね。

(参考)純情きらりの原作本

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