我々はそれぞれ、
違う温度で沸騰する。
(英語)
We boil at different degrees.
(ラルフ・ウォルド・エマソン)
意訳すれば、
「我々は違う沸点をもつ」
っていうような感じでしょうか。
水の沸点は100℃。
不純物が入ったり、
気圧が大きく変わると、
この沸点も変わる。
しかし、そうでない限り、
この100℃という沸点は、
水という液体に固有のもの。
人間の体も約70%が水だから、
この沸点に似ているだろう、
という話では、もちろんない。
人間が沸騰する、燃えてくる、
行動とか思考が最高潮に達するポイントは、
人それぞれ違う。
遅れる人もいれば、
早すぎる人もいる。
沸騰の仕方もいろいろで、
派手な人もいれば、
沸騰しているかどうか
分からないような人もいる。
いずれにしろ、違うのだ。
違って、当たり前なのだ。
このサイト、メルマガにしても、
今日は心に響いたと言う人もいれば、
心に響かなくなったという人もいる。
昨日のは良かった、という人もいれば、
以前の言葉が今わかった、という人も。
いろんな人間に付き合う私たちは、
それぞれを分かりながらも、
それに振り回されすぎることなく、
自分の沸点をキチンと分かってればいい。
いつかどこかで、
その沸騰エネルギーを
100%活かすために。
(参考)脳と心の洗い方(苫米地英人)