希望は、
消えたかと思うとまた現れ、
現れるとまた消えてしまいます。
(リヴィエラを撃て、高村薫)
希望の現れを感じる人は、
まだ幸いです。
それすら感じないほど、
心が萎えちゃってる人もいますから。
私に最近めばえた希望は、
ちょっとした自由です。
とある人間関係のおかげで、
少し難儀なことがあったのですが、
間もなく解放されそうなのです。
その分だけ、
少し身軽になって、
希望がふくらむのを感じます。
けれど、長年の経験で分かるんです。
それは、マイナス思考とかでなく、
現実として、また別のことがふりかかって、
鍛えられることもあるんだろうなぁって。
テレビドラマの場合は、
1話ごとに新たな問題が起きて、
それを解決していく。
そして、次回は、また別の問題。
私たちの人生でも、そんな感じで
順番に問題が起きることもあるけれど、
だいたいは、まとまって起きちゃったように
感じることが少なくない。
1つ1つ時間差で問題が起きれば、
希望が湧きやすいというわけでなく、
まとまって問題が起こったとしても、
希望は見えてくる。
時には、かすれていて、
しばらく経たないと、
ハッキリと見えない時もあるけれど…
今回の私の希望も、
そんなところです。
ふり返ってみれば、
14年越しの希望かな…?
望み過ぎもせず、かと言って
あきらめもしない。
それがちょうどいい気がします。
(参考)リヴィエラを撃て(高村薫)