自分のものにしたいと思う人は、…

自分のものにしたいと思う人は、
きまって誰のものにも
ならないような人。

(英語)
No one worth possessing
Can be quite possessed

(少女への助言、セーラ・テーズデール)

冬のソナタには、
セーラさんの別の詩が、
使われたようですね。

みんな、
あの人のことを
好きだろうなぁ…
と小学生の頃に、
思っていたことがあります。

でも、後々分かってくると、
そんなことじゃあなかった。
せいぜい、私も含めて2人。

それが分かった時に、
競争率が低いことに喜んだ、
という記憶はない。

どちらかというと、
私には見る目ないのかなぁ、
と思ったような気がする。

恋い焦がれるときに、
自分の目に映るその人は、

また、
欲しくて欲しくて、
しょうがないものは、

どう頑張っても、
手が届かないように
思えるかもしれない。

それがかえって、
自分の欲求を強める。
数が限られていて、
多くの人が欲しがってる
という想像の事実も手伝って。

問題は、
そういう事実がなくても、
その心に変わりはないか、
本当に欲しいか、ということ。

(参考)おんなのことば(茨木のり子)

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