死ぬことが
わかっているから
命は大切なんだ!
(映画「ゲド戦記」)
みきさんからの投稿です。
今公開中の映画「ゲド戦記」。
私はまだ見ていないですが、
難しい…という感想が
多いようですね。
ただ、この言葉だけは、
とても分かりやすい。
何の努力もしないで、
手に入るもの。
何もしなくても、
そのままでいてくれるもの。
最初は、そういうものを
欲しがるかもしれませんが、
おそらく、手に入ったとたんに、
何の魅力も感じなくなる。
けれど、実際は、
なかなか手に入らないから、
というか、
100%手に入らないから、
いつまでも憧れることが出来る。
そんなものを題材にした
小説や映画も描けたりする。
命について言えば、
若い時のとらえ方と、
老いてからのそれでは、
全然違うでしょうね。
「生きることは生涯をかけて
学ぶべきことである。
そして、おそらくそれ以上に
不思議に思われるであろうが、
生涯をかけて学ぶべきこは
死ぬことである。」
(セネカ)
生と死、それが命の表と裏。
表を知るためには裏を知る。
裏を知るためには表を知る。
必然的なこと…