60点でいいんです。
(子どもの「花」が育つとき、内藤寿七郎)
著書では、この言葉の前に、
「育児は」と付きます。
この60点が印象的で、
好きになりました。
100点を目指せと言われて、
ものすごく頑張れる人もいれば、
ただただプレッシャーに
押しつぶされてしまう人もいる。
性格的な問題かと思えば、
同じ人が、別の事柄について
急に弱々しくなることもある。
誰もが、自分で、
自分の目標に出来る点数を分かって、
そこに向かって進めたらいいけれど、
やっぱり、何か一言も必要です。
100点を目指せる人が、
落ち込んで何も出来ない時に、
「とりあえず、60点から始めよう」
と、背中を押してくれる人がいれば、
結果的に、100点に到達できる。
1つのことについては、
100点だけれど、それだけで、
人生がうまくいくかといえば、
そうでもないことがけっこうあるから、
1つだけに執着したい思いから離れて、
60点から始めなければいけないことが
誰にでもあるんじゃないでしょうか。
最初は、とっても
イヤだと思うんですよね。
100点じゃないから…
仕事をバリバリこなせる人が、
家庭とか他のことをする自分に、
嫌気がさしてくる時があるように。
でもね、やっぱり、
60点から始めましょう。