幸福のかけらはいくつでもある。
ただ、それを見つけだすことが
上手な人と、下手な人とがある。
(宇野千代)
お金儲けの上手な人は、
こんなふうに言うかもしれません。
「金儲けのかけら(ヒント)は
いくつでもある。
ただ、それを見つけだすことが
上手な人と、下手な人とがある。」
モテるヒントも、成功するヒントも、
子育てのヒントも、夫婦円満のヒントも、
才能を伸ばす方法も、人間関係も、
きっと、かけらがいくつもある。
誰かがうまくいっている姿を見て、
それをうらやましがって、
その方法でいくんだ、
それ以外にないんだ、
と思いこんじゃうことが
すべての可能性を閉ざしてしまう。
自分の視野が狭くならないように、
心がけていないと、
そういう罠にハマりますよね。
人間には、
自分の経験した過去からも、
自分の知っている知識からも、
解放されなきゃいけない時がある。
そういうものは、すでに
つかんだことのある「かけら」だから。
でも、これから生き抜くためには、
すでにつかんだ「かけら」をいったん手放して、
別の「かけら」を手にしなくちゃいけない。
そうして、
いろんな「かけら」が
自分にどんな影響を及ぼすか、
試してみるのです。
見つけるのが上手な人は、
自然に、それをしているんだと思う。
下手な人は、きっと、
不幸を持ち寄って、
誰が一番不幸かを競っている。
一番不幸だと思われることが、
一番の幸せのような思考に
なっちゃってるから。