男女というのは
いろんな状況を乗り越えて
いかなければならないし、
恋愛というのは
一言ではいえないもの。
たとえば悲しいことがあっても
世界の中で起こっている様々な現実に
目を向ければ、
それは小さなことに思える。
(藤原紀香)
男と女のことには、
いろんなことが起こる。
それで生まれ変わる人もいれば、
それで死ぬ目に遭ったり、
命を失う人もいる。
それに、お金がからめば、
人生はまさに泥沼…
たとえば、
美男美女の恋愛とか結婚を
多くの人が羨んだとしても、
その美男ということも、
美女ということも、
結婚という「世界」のなかでは、
たいしたことでなくなる。
もちろん、
家庭から離れた「社会」では、
相変わらず、引く手あまたの
美男、美女に変わりはないだろうけどね。
それでも、結婚という世界では、
一人の男と、一人の女が向き合って、
お互いをどう高めていくか、
それとも低めていくかだけの問題。
ささいなように見えて
本当は大切なことを
どれだけ大切に出来るか。
大切だと言われていることの中で
本当はそうでもないことを
どれだけ見つけて排除できるか。
そうすれば、見えてくる男女の関係、
そして、自分たちと社会の関係。
そんな気がします。