地獄よ、
話がつまらないのって。
男と女はね、
愛しあってる時間よりも、
話してる時間の方が
圧倒的に長いからね。
(ドラマ「帰ってきた時効警察」)
きっと、
この「愛しあってる」っていうのは、
直接の愛情表現とか、性的なものを
意味してるんだと思います。
そういう時間よりも、
話してる時間の方が長い。
ごもっともです。
付き合いが長くなればなるほど、
交際、恋愛、結婚と進んでいく中で、
何気ない会話、日常の会話の方が
圧倒的に多いわけです。
もちろん、そういう会話にも、
愛情を込めることは
出来るとしても…
つまらないと
思われたくないからと言って、
毎日のように
ウケをねらうことを考えるのにも
かなりの無理があります。
空気のような存在に
なってしまった夫婦同士が、
お互いのために、
そんなことを考えるはずもありません。
そうなる前に、
自分の引き出しを
増やしておく心がけが、
それからの長い付き合いにおいて、
会話を助けてくれるかもしれない。
ただ、会話ネタがあればいい、
っていう問題でもないと思うんです。
話の聞き方が上手であれば、
それだけで会話が盛りあがることも
あるわけですから。
ネタのための引き出しも、
聞き上手な耳も、長きにわたって、
相手を思いやる心がなければ、
育まれないものだと思います。
会話の成り立つ夫婦で
ありたいものです。
(参考)帰ってきた時効警察オフィシャル本