事実がすべて…

事実がすべて
真実を語っているとは
限らないんだ。

(ドラマ「探偵学園Q」)

同じ光景(事実)を見ても、
受け取り方は
180度違っていることもある。

営業マン2人がペアで、
新しいお客さんのところへ訪問し、
いろいろと話した後、帰路に就いた。

やはり、帰り道の話題は、
お客さんの反応になる。

この話は事実なのだが、1人は、
すっごく喜んでくれていたね、と言い、
もう1人の方は、
雰囲気わるかったね、と言った。

さて、次はどうすればいいのか。

事実の確認には、
プラス思考とかマイナス思考が
入りこんでしまっては
いけないと思う。

特に、人の感情に関わる事実を、
勝手なプラス思考や
マイナス思考で解釈して、
次の対応がピントずれになったら、
どうしようもなくなる。

事実の裏にある真相を、
しっかりと見られる力が
なくちゃいけない。

見る目がなければ、
適切な質問をすればいいし、

適切な質問が出来なければ、
時間をかけて、分かってくるまで
待たなければいけない。

さて、営業マン2人の見方が
180度ちがったという事実。
この真実は何だったのか?

一方がプラス思考で、
片方はマイナス思考?

一方は人を見る目があって、
片方は、見る目がない?

それとも、二人ともダメ?

たったこれだけの事実にでさえ、
こんなふうに3つの真実が
可能性としてありえるのです。

私たちが毎日出会う事実にも、
もっと多くの可能性があることでしょう。
簡単に、だまされないように…

(参考)探偵学園Q (天樹 征丸、さとう ふみや)


モモ(ミヒャエル・エンデ)

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