どういう結果になろうとも、…

どういう結果になろうとも、
やるべきことだと思う。

誰かがやらなきゃいけない。
そうじゃなきゃ、
何も変えられないよね。

(NHKドラマ「どんど晴れ」)

変化というものを、
やらなきゃいけないのなら、
手をつけやすいところを
見つけるのが人間である。

先日、街を歩いていると、
新装開店のため在庫セール、
などという垂れ幕が見えた。

どう変わるか分からないけれど、
外観が変わっても、
店員の接客態度、
商品の傾向が変わらなければ、
盛りあがらない店もあると思う。

それは、新装開店開店セールで
盛りあがったとしても、だ。

もちろん、
外観を変えただけで
盛りあがるケースもあるだろう。

しかし、
手をつけたくない、面倒そうなところ、
人の感情とかがからまっているところを
変えないと、最大の効果が得られない
ケースも少なくない。

ただ、感情が邪魔するから、
それが進まない。
その感情さえ置き換われば、
何のことはないけれど、
感情だからこそ簡単にはいかない。

感情が、蛍光灯を取り替えるように
簡単なら、変化もどれだけ楽か。

なかなか変わらないからこそ
いいこともあって、
悪いこともある。

けれど、
それを始める誰かがいないと、
「変わらないで済ませられない」時が来る。
さらに引き延ばすと、
「変わらなかったから手遅れ」の時も来る。

どうするか?

現状と未来が
ちゃんと見えていないで、
変化の決断が出来るわけがない。

(参考)どんど晴れ(小松江里子)


こころの処方箋(河合 隼雄)

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