ひとりでなにができる、と嗤(わら)う…

ひとりで
なにができる、
と嗤(わら)うだろう。

しかし、
なんであろうと
最初はひとりなのだ。

(水滸伝、北方謙三)

一人が心細い、
なんて考えない方がいい。

一人じゃない方が珍しい。

会話をしていれば、
一人じゃないと感じられるか。
だったら、生まれる前の
赤ちゃんは、どうだろう?

いつも一緒にいれば、
一人じゃないと感じられるか。
でも、会話がなかったら、
どうだろう?

同じことをしてくれれば、
協力してくれれば、
助けてくれれば、
一人じゃない?

ホントかなぁ…

何かを始めようとする時、
スタートから、他人のがんばりを
あてにしてはいけないと思う。

そのうち、賛同して
いっしょにがんばってくれる人が
寄ってくるかもしれないな…
くらいの期待で止めておいた方がいい。

自分が一人でもがんばれるなら、
それはそれでいいじゃないか。

自分ですら、
やっているそのことが、
ホンモノになるかどうか
分からない時に、
他人が手を貸してくれる
なんてことは考えにくい。

一人でがんばるしかない時間。

それが長くなるのを覚悟してでも
始めるくらいの意気込みがなくちゃ、
笑われる人生からは逃れられない。

(参考)
笑われるかも知れないが (原田 宗典)


人生の短さについて(セネカ)

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