私を見ることによって、
誰かが「自分の方がまだマシ」
と生きる糧を得られるのであれば、
少しは私のような者も、世の中の
お役に立っているのかもしれません。
(負け犬の遠吠え、酒井順子)
自分を皮肉った言葉
かもしれませんが、
成功しない自分、
幸せでない自分、
失敗する自分、
不幸そうな自分、
うらやましがられない自分に
落ち込みすぎることなく、
気楽に生きていくためには、
こんな感じ方もありかと思います。
そこからスタートして、
自分というものを
積み重ねていく。
役に立つ、役に立たない、
というのは、1つのモノサシに
過ぎないし、
それは、時代が変われば、
そうでなくなってくるかもしれない。
また、自分の方がまだマシ、
と思うのは、その人の自由。
実際には、そうじゃなくても、
ある特定の切り口だけを見て、
そう思い込んでいることだってある。
それに、
そう思われたからと言って、
自分の幸せが減るわけでもない。
それを気にする自分に
なっちゃうとすれば、
自分の幸せが減るだけ。
どう思われたところで、
自分の幸せは減らないのです。
大切なのは、
自分が幸せと感じているかどうか…
(参考)負け犬の遠吠え(酒井順子)
No.2587