相手の好きな本を
読むというのは、
その人を知る、というのと
近いのかもしれません。
(雑誌「AneCan」、押切もえ)
本をそれなりに
持っている人の場合、
その人の本棚を
見てしまうクセがあります。
やっぱり、自然と
興味が湧くんですよねぇ。
どんな本を読んでいるんだろう…って。
たとえば、
会社の社長さんだったりすると、
自己実現の本、商売スキルの本、
人材育成やコーチングの本などが
並んでいるもんです。
そして、その中でも、
どの分類の本が多いか
ってことが分かると、
その人が一番考えていることや、
大切にしていることが見えてくる。
すると、なんか共感してくる。
強そうに見えて、
そのスキマから見える弱さ、
とかを感じると、その瞬間に、
怖いと思っていたイメージが
変わったりもする。
もちろん、
本を読まない相手には、
そういう見方をするチャンスも
ないわけですが…
他人の本棚にある本、
他人が薦める本、
他人が好きだと言った本、
最初から最後まで通読しなくとも、
ざーっと見てみれば、
相手の感動レベルとか、
語彙レベルとかも分かって、
面白いもんですよ。
(参考)モデル失格(押切もえ)
No.3020