誰も教えてくれる人がいなかった。…

俺の場合は、
誰も教えてくれる人がいなかった。
なんにも。
それで、叩かれて、叩かれて、
傷ついて、傷ついて、やっと覚えてくわけよ。

(ほぼ日「上がりたかったんだ」、矢沢永吉)

なんでも
教えてもらえると思うと、
苦労します。

苦労だけならいいですが、
そのうち、要らないなんて
言われるかもしれません。

人を教える立場になって、
一生懸命教えていると、
ときどき、空しい気持ちに
なることがあります。

教わる側が、
教えられることが
当たり前になって、
自分から学ぼうという気が
なくなる瞬間に出会うから。

学べることへの感謝が
消えるなんていうのは序の口。

そんなことで済まないで、
さらに態度が悪くなることも
ありえます。

教える人がいるっていうのは、
幸せなはずだけれど、
それに向き合う態度がなければ、
そうでもないことになる。

かえって、
自分を甘やかして、
ダメになることもあるから。

そうなるよりだったら、
自分で傷ついて、叩かれて、
我流でもいいから、
積み重ねて、蓄えていける方がいい。

教える側、教わる側、
そういうことを分かって、
学ぶことに向き合えたらいいですね。

(参考)成りあがり How to be BIG(矢沢永吉)

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