私は、
変わらないものを探そう。
時代が変わっても。
(ドラマ「白州次郎」)
自分では
そっちを向いているつもりでも、
気づけば、
違うところを見ていることがある。
この目標に向けてがんばるんだ、
と思いながらも、
その目標には向かわない手段で
がんばっていたりする。
そういう自分、
ズレを見つけた時に、
人は変わっていく。
見つけられないと、
変われない。
おかしな話かもしれないが、
変わっていくことを追求しないと、
本当に「変わらなくていいこと」は
見つけられないんじゃないかと思う。
変わりたくない、
という気持ちだけが
先にいってしまうと、
変わることを、
ただただ拒否するように
なるだけで、
自分の世界だけに執着し、
変わらないものに
巡り合うことさえなくなるだろう。
やっぱり、
変わらないものを探す、
ということは、
自分は変わっていく、
ということなのだ。
変わって、変わって、
変わり続けていくなかで、
自分のなかに残っているもの、
あるいは、最後に行き着いた場所が、
変わらないものかもしれない。
たとえば、
人が最後に行き着く
「死ぬ」という事実が
ずーっと変わらないように…
(参考)白州次郎 DVD-BOX
No.3142