「ひらめき」は
天から降ってくるものでなく、
ひらめくだけの根拠を必要とする。
それは、いつ何時も
考え続けること。
すると、刺激を受ける。
世の中のすべてが「刺激」になる。
(雑誌「DIME」、夏目幸明)
いつもいつも考えていると、
自分っておかしいかなぁ、
と思う時があります。
それは、何も
思い浮かばないとき…
せっかく考えているのに、
答えにたどりつかない、
いいアイデアが出てこない、
そういう状況って焦ります。
けれども、
考えているっていうのは、
その部分を掘っていることだから、
その下にある何かに
たどりつくはずなんです。
あるいは、何かにぶつかって、
もう少し左側を掘ればいいとか、
右側を掘ればいいとか、
分かってくることが多い。
それは、
いつもいつも、
それを考えているから。
行き詰っても、
そのことをあきらめずに、
集中しているから。
考えることは、
変わることを意味します。
あきらめない、
あきらめない、
と考えてばかりで、
新たに思い浮かんだアイデアなどを
行動に移さないのは、
あきらめていないのでなく、
自分が一度掘った場所を、
ずーっと眺めているだけなのです。
考えるとは、掘り続けること。
掘り続けていれば、
掘る場所が少しずつ変わってくる。
それを、忘れちゃいけない。
(参考)ニッポン「もの物語」–なぜ回転寿司は右からやってくるのか(夏目幸明)
No.3296