「毎日同じことは」…

「毎日同じことは」
なんて出来っこない。
良くも悪くも、だ。

昨日、あんなに良かったことが
今日、出来ない。
かと思うと、ずーっと悩んできたことが、
ある日、バカみたいに乗り越えられる。

(まほろばの国で、さだまさし)

いつも冷静でいられれば、
きっと、不快な思いになんて
ならないだろうし、
それが原因で、ケンカとか、
戦争にだってならない。

けれど、その「いつも」が
人はできない。

ちょっと嫌なことがあって、
そのときには、なんとか抑えたけれど、
次に、またちょっと何かあると、
不快度レベルが高くなる。

そこに、さらにちょっとのことが
重なると、とうとう爆発してしまう。

まれに、すべてを帳消しにできるくらい、
すごく良いことが起こったりもするが、
やっぱり「まれに」だ。

いつも、起こるわけじゃない。

いつも、同じ自分でいられない。
良くも悪くも…

そういうことが分かれば、
そういう自分との付き合い方を
見いだすことが、自分のやること。

調子のいいときにも、
調子のよくないときにも、
付き合っていればいい。

同じ自分じゃないから、
付き合ってられないと、
投げ出したくなることもある。

朝9:30までには終わりたい仕事が、
10:00になっても終われなくて、
イライラすることなんて、日常なのだ。

うまくいくことの方が少ない。

毎日毎日、違う。
思いついたり、
とっさにやってしまうことも違う。

きっと、そうやって、
自分をちょっとずつ狂わせながら(?)、
人生を楽しみたいのが人間なのかもしれない。

(参考)まほろばの国で(さだまさし)

No.3425

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