変わらないものなどない。
変わらないものなどないという、
ただ一つの事実だけが
変わらないことなのだ。
(私が語りはじめた彼は、三浦しをん)
どうして変わるか、
といえば、
変わらなかったものに、
人間が飽きてしまったり、
変えたくないものを
守るために、
ほかのものを変えていく、
っていうこともある。
だから、
変わらないもの、変わるもの、
それは、根底でつながっている
かもしれないな、って思います。
つながっているとなると、
もしかしたら、
それは、変わるとか、
変わらないとか、そういう次元の
問題で扱えるものじゃなく、
ただ単に、
時代が、その時の人々が
生んだだけのもの、
っていうことになるかも…
もちろん、
ただ変えたくて、
変えられていくものもある。
昔が良かった、
という人は、
変わってしまったことに
抵抗しているだけで、
今を変えよう、という人は、
今がイヤだからそうしているだけ。
つまり、元に戻そうという動きも、
変えようとしていることになる。
どんな意図があるかに関わらず、
人が死に向かって1日1日を生きている、
という事実がある限り、
変わっていくんだと思います。
今日も、変わるしかない。
No.3458